長松寺について

福井県福井市志比口にある浄土真宗本願寺派の寺院です。

親鸞聖人が開いてくださった浄土真宗のみ教えを多くの方に伝える聞法の道場として、開かれた活動をしております。

七間四面の木造の本堂を構えています。ですが、そこにいたるまでは、様々な苦難がありました。

 

それは、困難に出会うたびに、多くの当時のご門徒のみなさんが「仏法を聞かせていただく場所、阿弥陀様のお話が聞ける場所である本堂が、私たちには必要です」という熱い思いを持って、懸命に、お寺の護持に力を注いでくださり、今の長松寺があります。

住職挨拶

長松寺 第二十二代 住職 藤井恵昭

令和2年末に、住職の代を継がせていただきました。

 前々住職の勇猛師は、その真面目な性質から、皆様に誠意をもって接しておりました。前住職の尚法師は、その賑やかな性質をもって、皆様と親しみをもって接しておりました。二人から受け継いだ誠意と親しみをもって、ご門徒の皆様と一緒になって、仏法に親しむお寺にこの長松寺をしていきたいと思っております。

 まだまだ、未熟者でございますが、これからもご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。



前住職挨拶

長松寺 第二十一代 住職 藤井尚法
 私が住職を担って、もうすぐ45年が過ぎました。その間にも、世の中は大きく変化して来ました。お寺が伝えさせていただくことは、人に真実を教えてくださる「仏法」と変わらないものです。伝えるものは変わらないが、伝わりかたというものは、大きく様変わりをしています。時代にそう「伝えることのできる方法」の一つとして、長松寺ホームページを開設しました。

 これをご縁として、仏法が多くの方々に伝わりますよう念じ申し上げます。


名 称 

常光臺 長松寺 (ちょうしょうじ)

宗 派  浄土真宗本願寺派(お西)
住 所 福井県福井市志比口2−9−1
   
連絡先 0776-54-5374(電話、FAXも同じ)

長松寺由緒記

後小松帝ノ御宇和田本覺寺住信性法師ノ嫡男長松丸異母弟長若アリ

法師没後義母門徒惣代ニ諮リ実子長若ヲ后嗣ト定ム時ニ長松丸ノ乳

人長子ヲ差置キ次子ノ相続ハ理不益ナリトシ夜ヒソカニ先師ノ画像

ト重代ノ太刀ヲ取出シ長松丸ト共ニ坊中ヲ退出門徒中ヲ経廻ス門徒

過半同意ス時ノ名ラザルカ時半ニシテ長松丸卆逝ノタメソノ門徒衆

北山殿ニ申上ゲラル吉田郡主斯波左馬助豊郷公ハ乳人ノ忠節ニ感シ

将軍家ニ言上ニ及ビ時二年来ノ懇望カナイ明徳元庚午年五代綽如上

人始メテ来臨アリ長松丸ノ縁由ニテ超勝寺ト命名一宇ヲ草創サル上

人ノ次男頓円鸞芸法師ヲ申受ケ初世トシ以来連綿廿一代ニ及ブ四代

蓮超法師室ハ蓮如上人ノ御息女十八代沢照法師室ハ徳如上人ノ御息

女ナリ十九代尊法法師ノ遺子女子ノミナリ後継ノ事ヨリ紛議起リ幾

星霜を経タリ異議者ノ謀略ニヨリ本山直轄トナルヤ血脈相続ヲ正シ

トスル門徒衆決然トシテ当地ニ一宇ヲ建立ス長松寺ト命名サル